金融サミット
15日からワシントンで開かれていた金融サミットは、市場への監視や規制の強化、財政金融政策による景気刺激策の実施を盛り込んだ首脳宣言を採択して閉幕した。こうした内容も、勿論重要だが、G20という形で開かれたことの意味を考えなければならない。
つまり、特にフランスのサルコジ大統領が述べているように、ドルの一極体制が、終わりを告げようとしている点を私達は、注視していかなければならない。
戦後、圧倒的なパワーの下、ドルが基軸通貨として役割をはたしてきたが、いまや、米国は、その立場を失うかもしれないのだ。あなたも、自分が貨幣を発行できるとすれば、どれほどのパワーをもてるか、想像してみてほしい。米国は、まさに、その力を保有してきて、その力に陰りが生じている。
日本は、その時に、どのような立場をとるべきなのか、極めて難しい問題だ。麻生氏のように、ただ、米国を支えるだけでいいとは、思えない。戦略的に考えていかなければ、中国にアジアでの主導権をとられてしまいかねない。
そんな闘いがはじまったということだ。
Comments Off